ACほむ提督の航海日誌2.9

アダルトチルドレンのほむ提督が、生きづらさを抱えつつもそれを克服し、生きていこうと孤軍奮闘する日々をまとめたブログ。 生きづらさからの脱却、毒親の典型的特徴を備えた親への対処法、内向的な人間の生き方などを模索しています。

お役所仕事窓口対応編~申請、申告、深刻~

お役所仕事~申請、申告、深刻~


 

先日役所の方へ、ちょっとした手続きに行ってまいりました。
その時のお話です。
まあ、題名通り、お役所仕事についてです。


先日はあいにくの天気で、その先もあまり天候に期待はできないという予報でした。
ちょっとした、とは言いつつも役所まで行くのですから、それなりに大事なことです。
無事にやれるか、もしかしたら今日はだめでまた次の日になるか。
そんな風に緊張しつつ役所へ向かっていました。

ダメでもまた明日行けばいい話ではあります。
ですがそう簡単に思えるのなら、私は今ほぼ引きこもりになってません。
しかもその日も天気は悪かったのですが、それからしばらくはなお悪いというのです。
必要でも行きたくはない手続きのためもう一度、今度はもっと天気の悪い日に外出なんて、まっぴらでした。

前日までうだうだと本当にこれでいいのか、とか悩みもしました。
アダルトチルドレンの傾向の一つに、失敗を恐れる、完全主義者というのがあります。
私はもろにこの類で、何につけても失敗が本当に恐ろしいのです。
ですから、何か行動するときはいつも怖い。行動すると失敗してしまう可能性があるからです。

あげく一度した失敗を数年たっても思い出しては苦しみます。
思いださなければ、と思うかもしれませんが、勝手に出てくるのです。

話がややずれました。

二度も外出するのが手間というのもありました。
外出自体が苦痛なタイプなので、遊びに行けば楽しいことには楽しいのですが、その後ひどく疲労を感じます。
できるだけ、何か用事がある時以外は外に行きたくないのです。
ましてその用事が果たせず、また次の日などとなればもう嫌で嫌で発狂状態に入りかけます。

そんなこんなで、結構不安を抱えつつも役所に向かいました。
ただいざとなれば、例えば手続きの途中で何か違ったり、間違えた場合です。
そうなればさすがに何か言われるから、間違ったまましてしまうことはないだろうとも思っていました。


思って、いたのですが……。


まさにお役所仕事でした。

まさかここまでひどいとは。

話をしながら手続きを勧めたのはいいのですが、話をしているというより、機械音声でした。決められた内容を順番通り話して、順番通りに操作などをするだけです。相手の理解や反応なんかは何一つ見ていません。

ただただ決められたとおりに行動するだけです。

紙面に記入して提出したりすることもありました。
それを受け取って次の手続きをしていくのですが、その内容がひどいものです。
途中までは違和感を感じつつも聞いていたのですが、さすがにおかしいと思い途中で止めました。

紙面である項目を選択していたのですが、それを選択していない場合の説明を受けていたのです。
一方的に話しているのを遮り、確かそこの部分はこう書いたと思うのですが、みたいに告げました。
告げたのですが、その対応もまたひどいものでした。

ああ、そうですか。

それだけ言ってその話をいきなり打ち切り、何事もないように次の話を始めました。
紙面を確認することもなくです。
というより、そもそもこちらのことなど何一つ見ていないのでしょう。

こうこう、こういった風に書いたのですが、問題ないですか。
そう質問しても、紙を見ることもなく

大丈夫です

というだけです。

何かを考える間もなく、即答でした。
優秀だから即答できた、という考え方もできます。
できますが、まるで内容を把握せずに手順通り説明を読み上げる。
そんな振る舞いを見た後ではそうは思えず不安だったのですが、他の質問も似たり寄ったりで埒があきませんでした。

また、ここで早く終わってよかった、と思えないのが私です。
終わったことをくよくよと、いつまでも引きずってしまうのです。
あれで本当によかったのか、ダメだったらどうしよう。
そんなことが頭の中でしばらく渦巻いて、何事も手につかないありさまでした。

この辺はお役所仕事のせいではなく、自分の性質によるものですけどね。

ただ言いたかったのは、お役所仕事というものを実感したということです。
マニュアル通りに行うだけ、機械的で事なかれ主義。
そんな感じに言われていますが、実際に体験してみると恐ろしいものです。

彼らにとって、目の前にいるのは人間ではないのではないでしょうか。
一定の手順で行う仕事の、開始の合図か作業用の資材のような。
それが来ると所定の作業を開始しする。
時々微妙に違うものもあるが、それもマニュアルに記載されている通りにしておけばよい。


そのように思考を停止した、いっそ彼らの方が機械のような感覚を覚えました。
人と対面で行った意味があるのかと。
機械に人が勝手に打ちこんでいくのとまるで変わりませんよ、あんなの。
あんなのでいいのか、やる気あるのか、大丈夫なんだろうか。
終わった当初はそんな風に憤りと不安を感じていたのです。


ですが次の人にもまったく同じ調子で、同じ内容をひたすら繰り返していたのです。
ゲームのNPCみたいなものです。
いくつか選択肢が出て、それによって多少変化する程度の。


空恐ろしいものを覚えました。本当に一瞬背筋が冷えました。 

公務員とは、人が人であることをやめねばならない職業であった。



 

ほむ提督でした。