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ACほむ提督の航海日誌2.9

アダルトチルドレンのほむ提督が、生きづらさを抱えつつもそれを克服し、生きていこうと孤軍奮闘する日々をまとめたブログ。 生きづらさからの脱却、毒親の典型的特徴を備えた親への対処法、内向的な人間の生き方などを模索しています。

忖度とは何か・森友学園問題の問題とは?

忖度とは何か。森友学園問題の問題点は?

最近、森友学園問題という言葉をよく聞きます。それに付随して、官僚の忖度がどうのという話もです。

でも最初は国有地を異常に安く売ったのはなぜか、おかしいだろという問題だったはずなんです。ですが気がつくと、首相夫人の政治性がどうとか、役人が勝手に忖度したとか別の話になっているような。

何だか問題がごちゃごちゃとしてきたようです。
そこで森友学園問題とは何か、簡潔にまとめてみようと思います。


大阪府にある国有地を財務局が売却先を公募して、昨年6月に森友学園に売った。
その時土地の値段は鑑定価格9億5600万円の所、何故か8億ほど安くなり1億3000万円位になっていた。
何故か財務局はこの事を非公表としていた。

というのがこの問題の発端です。簡潔にです、簡潔に。

9億越えの土地が1億ほどで売られるというのは、それだけ割引するに足る、よほど重大な何かがあったはずです。しかもその土地は国有地、つまり国の財産、ひいては国民全体の財産です。それがこれだけ割安で売られているんですから、国民としては気になりますし、知る権利があるはずです。
ですが何故か財務局は非公表にしていたと。

なんか後ろ暗いことやってますよって言っているようなものです。

そして何で8億ほども割り引かれたのかというと、去年の3月に森友学園が土地にゴミが埋まっている事を発見、国に連絡しました。そこで大阪航空局がその撤去費用として算出した8億円を、その分割り引いて売却しました。

でも実際には、そんな8億円も費用かかるほどの撤去作業をしていないみたいであると。近隣住民に話を聞くと、工事の車とかもそんなに来ていないようです。関係者にはそもそもそんなゴミの存在を確認していない、という話もあるとか。

だったらその8億円の割引はどういう訳があるんですか。

というのが森友学園問題の初期の問題です。

それが話が進んでいくと

森友学園の名誉校長に安倍昭恵夫人が就任していた。安倍首相も森友学園を素晴らしい教育者だとほめていた。

その森友学園が何やら異常に安く国の土地を手に入れた。理由はあるが極めて疑わしい。

つまり土地を安く買えたのは安倍総理が口利きしたからじゃないか?

そういう風に話が変わっていきました。

しかも鴻池元防災担当大臣が森友学園の籠池理事長から、国有地の売却手続きなどについて面談や電話で相談を受けた、という話も出てきます。これは元大臣が、事実であるが口利きはしていないと否定しています。

ですが土地の売却に関わる機関などが、やけに森友学園に有利な判断や動きをしているのも事実のようです。

そこで安倍首相など偉い人が関わっているのだから、と直接命令されたわけではないが官僚などが気を回して安くしたんだ。


そういう話になったわけです。その時出てきたのが、忖度という言葉です。


忖度とは、ある事柄をもとにして他の事柄の見当をつけること。もしくは他人の気持ちを推し量ること、だそうです。

安倍首相やその夫人達の気持ちを推し量った結果、便宜を図ったと言いたいわけですね。これに対し安倍首相はそんな事実はない、と強く否定しています。まあしていたとしても認めるわけにはいきませんから、当然ですよね。
ここに少し疑問があるんですが

これ安倍首相が否定できることなんですか。


他の人が安倍首相たちの気持ちを推量して行った、という話なら安倍首相に否定できることではないと思うのですが。

安倍首相が否定しなければならないのは、安倍首相から何らかの働きかけがあった場合でしょう。
つまり

「言いたいことはわかるね? ん?」

 

と直接口にしたわけでも、証拠が残る方法でもないやり方で、圧力をかけるようなやり方です。総理大臣というのは、日本の政治のトップです。そのトップが関わっていることを邪魔なんかすると、官僚としての出世は望めないでしょう。下手すれば何か理由をつけて今の地位からも外される可能性もあります。

そんな無法がまかり通るかはわかりませんが。ただ巨大な権力や富が絡む職ですから、ないとは言いきれないです。その場合でも証拠はないので、というか証拠を残さないためのやり方ですし、忖度があったか証明はできません。


一方でなかったとも証明できません。人の意識の動きのため、まったくないと証明するのは悪魔の証明になってしまいかねません。そのためなかったというなら証明しろ、とは言えません。するなら忖度があったと証明する方ですが、その性質上こちらも難しいのですね。

ですが忖度するにしても、証拠はなくとも判断材料はあるはずです。勝手に思い込んで行動した、とするには大きすぎる金額であり問題です。出世の心配などから忖度したような場合に、何ら根拠もないままこれほどの額の行動は起こせません。勘違いなら出世どころの騒ぎではないですから。

また理屈が通らないことは、さすがにれっきとした命令がなければできません。ですが今回はできてしまった。ならば理屈が通るということ、つまり正式な命令がなくても通してしまう下地があったと考えられる、ということではないでしょうか。


結局は、火のないところに煙は立たないと言えるのかもしれません。

 

こんなところが、今回の忖度の件の流れと言えるでしょう。

 

最後にこの問題の争点についても少し触れておきます。

最初は上記で書いたように、安倍首相が口利きなどをしたのではないかという話でした。
それが元大臣との面談の話などから、国会議員の関与を解明しろというはなしになりました。
次に財務局の人間が忖度したのでは、という話が出て官僚も調査しなければ、となっていっているんです。


いつの間にか初めの争点であった安倍首相から、少しずつ焦点をずらされているように感じます。勘ぐりすぎなのかもしれませんが、先ほど述べたように疑われる下地があるのですから仕方ないですね。

どうなるにせよ、問題となっているのは国有地です。国民の共有財産ともいえる土地ですから、それを不当に売却などするのは国民財産の侵害です。

誰が悪いのか、何が起こったのか。責任や罪の押し付け合いをしていないで、早く真実が明らかになるといいですね。

以上、ほむ提督のざっくりした説明、もといざっくりしすぎたまとめでした。